子どもたちは、登校したらまず手洗い。5年生からのプレゼント(昨年度、環境教育の一環で牛乳パックを利用して作った台)も役にたっているようですね。高学年も、ごしごし。


先日、「むろと廃校水族館」のことをブログで取り上げた際、ふとこの本のことが浮かび、読み返してみるとあらためて面白い。
ご存知「さかなクン」の幼少期から現在に至るまでのこと、魚との出会い、様々な魚の生態、人となりが伺える心あたたまるエピソードetc.が綴られています。全ての漢字に読み仮名がうたれているので、中学年以上なら読めます。随所にさかなクンが描いたいろんな魚のイラストが泳いでいて、そこも魅力です。🐟
幼少期に、魚以前にまずタコに興味を持った魚クン。水族館では、入館してから閉館するまでタコの水槽の前から離れません。そんなさかなクンと一緒に、その魅力に共感しながら付き合うお母さん。1ヶ月、タコ料理に付き合う家族。大人が読んでも、いろいろ考えさせられます。子どもを育てること、個性を大切にしてあげること‥‥。
本文「はじめに」より抜粋
「さかなクン」という名前の通り、日々の生活は朝から晩まで魚、サカナの毎日。たくさんのお魚さんたちとの一魚一会の出会いを通して、元気とパワー、そして何よりも尽きることのない大いなる刺激と感動をいただいております。
お魚が好きで、とにかく大好きで。ただひたすらお魚さんたちだけを夢中で追いつづけていたら、気がつくと「さかなクン」としてこの場所にいました。そんな奇跡のような、けれど必然のような、なんだか不思議なわが人生。でも半生を振り返ってみて、ひとつだけ確かだと思えることがあります。
それは“好きなものに勝るものはなし”ということです。好きだから、もっともっと知りたくなって、知れば知るほどたくさんの感動をいただいて、夢も広がって。そして「さかなクン」ができあがったのです。